社交ダンスロボット

最近は科学技術の進歩が目覚ましいですね。
コンピューター、通信、生命科学、宇宙開発、リニアモーター、車の自動運転など数え上げたらきりがありません。
社交ダンスをのんきに踊っている間にも、世の中はどんどん進化して、何が身の回りで起きているかも知らないままに年齢を重ねている状況でしょうか。せめてパソコンやスマホの扱い方を習得して最新情報を得られるようにしたいものです。

さて、ロボットの分野でも溶接や組み立てなどの産業ロボットから生活に密着したロボットへと開発が広がってきたようです。

そこで社交ダンスのパートナーとしてのロボットが存在するものかと検索してみたところ、ナント、ナント、茅野市の野村ユニソンという会社が2005年の「愛・地球博」に出品したというのだから、驚きです。
robot01.jpg 画像は同社のHPより引用

一体ロボットパートナーはどんな動きをするのかと思ったらこれもYoutubeに動画がありました。

  動画1、  動画2、  動画3 ←クリック

この動きを見るとスカートの下に車輪があって移動できるようです。腕も男性の背中に手をまわして上手にホールドしています。ただ、素早さ、バランス、体のしなやかさという点ではまだまだです。
このロボットが今はどうなっているのか、私は野村ユニソンに質問してみました。
その結果「相当な時間を稼働させて来た経緯もあり、現在はメンテナンス等の理由上、稼働をさせていません。従い、踊ることは不可能な状況に御座います。」という回答を得ました。残念です。もし今でも稼働できる状態にあったらこのブログで大見学会を呼び掛けて、皆さんと一緒に見に行こうと思っていたのに残念でした

むしろホンダが開発したアシモ君のほうがプログラム次第ではパートナーになってくれそうです。

img_asimo2011.jpg

現在は実用的なダンスパートナーとしてのロボットは開発されていないということですが、介護・介助ロボットのように人手不足の分野ではサービスロボットとして開発が進められています。その技術がダンスパートナーロボットにも応用されて、人間以上に上手に踊るロボットが開発されるのではないかと想像しています。

私が期待するパートナーロボットはしなやかに動き、触った感触が人間の皮膚と同じようで、体温も感じられること。

リーダーの動きをいち早く感知してアクションを取ってくれること(リード&フォロー)。

例え私のミスリードでも立ち止まったり、怒ったりしないこと(ロボットに怒られたら落胆が大きいです

パーティモードとティーチモードの切り替えがあって、パーティモードではリーダーの動き・くせをすぐ覚えてそれに合わせて踊ってくれ、ティーチモードでは正しい動きでステップを踏んでくれること。(人間の場合、この切り替えスイッチのない人がいるようです。パーティでの教え魔はその典型?) パーティではロボットも一緒に楽しんで!

話しかけたらにこやかに応えて会話ができること、など要求は高いです。

完成度の高いダンスロボットが開発されると、競技会にもロボットが出場してくるかもしれません。
まさか、と思う人がいるかもしれませんが、昔、将棋や囲碁では駒や石の指し手が無数にあるので、コンピューターは人間に勝てないと言われていました。しかし最近はトッププロがコンピューターと勝負をして負けるようになってきました。
ダンスロボットもセンサー技術、人口関節や筋肉などの動作機構の開発、素材の開発、そして人工知能AIの発展により人間を超える日が来るのではないかと思います。
そうすると今はプロ、アマ、プロ・アマなどで競っていますが、これにロボットが加わって、プロ-ロボ、アマ-ロボ、ロボ-ロボ戦などが出てくるでしょう(゚∀゚)。パーティでは複数のロボットアテンダントがいて、壁の花、壁のシミは死語になるかもしれません。

もしそのように会話もでき、もちろんダンスが上手で、美男美女のダンスロボットが開発されても、やはり私は人間のパートナーがいいです。何ででしょうね?37兆とも60兆とも言われる細胞から構成される人間への尊敬からなのか、何十万年前から進化を遂げて今のダンス文化を作ってきた人類への礼賛なのか、完成されすぎた機械=ロボットへの畏怖なのか(ロボットに叱られるのが怖いよ)、とにかく人間のパートナーのほうがいいです。長~い時間の流れの中、広~い空間の中で、二人の男女が出会い、ほんのわずかな時間と空間を共有し、人間のぬくもりを感じながらダンスを踊る、この幸せを大事にしたいものです

パーティの音楽2

 社交ダンス・ワルツか社交ダンス・松本というサークルが主催するパーティでは一時期「曲名当てクイズ」というのをやっていました。パーティでかかる音楽の曲名がわかったら受付に行ってその曲名を言うのです。正解であれば景品がもらえるという趣向ですが、これがなかなか難しいのです。いつもリズムには敏感になっていますが、曲名までは意識していないので、なかなか答えられないのです。CDのジャケットなどを見ながら曲名も正確に覚えたいものです。

カラオケタイムのあるパーティに行ったことがあります。
ダンスが踊れるカラオケ曲はたくさんあって、パソドブレ以外何でも踊れるのではないでしょうかね。
しかし、素人が歌うカラオケに合わせて社交ダンスをするのは至難の業です。
素人はとてつもなくリズム感がなくて伴奏にあっていない人が多いのです。ボーカル曲がリズムを若干変えているために踊りにくいのはわかっているけど、全然リズムから外れていたら普通踊れないでしょ!ボーカル曲でリズムが取れない時はバックの伴奏を聞けと言いますが、カラオケはボーカルの音がやたら大きくて伴奏の音が聞こえません。マイクを握っている渡辺真知子さんは得意になって歌っていますが、踊っている人たちは「迷い道」です

パーティで踊っていると急に歌謡曲が流れてくることがあります。それまで貴族にでもなったかのような気分で広い豪華な部屋で紳士と淑女が踊っている姿をイメージして踊っていたのですが、歌謡曲が流れると、「あれっ?なんか違うぞ」という気持ちになるのです。おい、おい、ここはスナックかよ。場末のスナックのようなイメージ。この落差は大きいです。確かにワルツ、ルンバ、チャチャチャなどのリズムの曲ですが曲想が全然違うのですね。
こんな曲で踊っていられるか、と思いつつ仕方なく踊っていると、どこからともなく歌声が!! お相手の女性が口ずさみながら踊っているのです!!その女性にとってはいつもカラオケなどで歌っている心地よい音楽ということなんですね。これが始まると男性のリードは上の空で歌謡曲の世界に入ってしまうのです。おい、目を覚ませ、ダンスの世界に戻れ、と思って得意のステップを仕掛けてもリードはことごとく伝わらずぎこちない動き。
気まずい思いの中、曲が終ってしまう。男性はリードが伝わらず悔しい思いで「ありがとうございます」という。
だが、男性諸君!ここでくじけてはいけない。失敗は成功のもと。「歌謡曲が好きなんですね。私もあの歌は好きなんですよ。今度一緒にカラオケに行きましょう。」などと言ってきっかけを作ることもできますね

note
音楽性が高いが難しい音楽が流れるパーティ=バンビーノ、諏訪市ダンススポーツ協会
歌謡曲が流れることがあるパーティ=岡谷の南信系サークル、こまくさ、ロマン

(同じ会場、同じ時間帯でパーティを開くのに、一方のサークルはたくさんの来場があり、他方は閑散としているとしたら、それはダンス曲の選び方に問題があるのかもしれませんね。)

パーティ音楽1

社交ダンスにとって音楽はとても重要ですね。先日のパーティでもラストダンスの曲がなかなか出なくて、中断。音楽が無ければパーティが一向に進行しないのです。音楽によって忙しく踊ったり、ゆったり踊ったり、情感豊かに踊ったりと、その場の雰囲気を決定づける重要な要素だと思います。

パーティの主催者はパーティのシーンに合わせて音楽を選んで編集しているのだと思います。
例えばラテンの曲ばかりが続かないようにとか、次々と人が交代できるように1曲2分くらいに押さえるとか、1分間ダンス用には1分間で収めるとか(これは当たり前ですね)。また、ヴェニースワルツのようなダンスは参加者の年齢と技量を考えて若干テンポを落として踊りやすくしているようです。主催者、音楽編集者には感謝、感謝です



たまに、4分、5分の曲がかかると大変です。体育館のような広いところで1周以上も踊っているのにまだ演奏が鳴りやまずにいると、「この曲、長いね」などと踊っている人の間からひそひそ話がしてきます。男性からすると、1曲1曲が真剣勝負、知っている限りのステップをつないで他人とぶつからないように踊っています。しかし曲が長いとステップの種切れを起こして同じステップの繰り返しになって疲労感も手伝い、緊張感は途切れ、惰性で踊ってしまうのですね。反省

たまには映画音楽がかかることもあります。私たちが育った青春時代はまだまだ映画館がたくさんあり、娯楽の主流でした。ただ私はお小遣いの余裕がなかったので料金の安い映画館、すなわち昔の名画ばかりを上映するような映画館(具体的には札幌の有楽地下)で「鉄道員」「禁じられた遊び」「ひまわり」「ブーベの恋人」「ローマの休日」等々片っ端から見ていました。ですから私の頭には映画のシーンと映画音楽がセットになって記憶されているのですが、パーティで映画音楽がかかると、映画のシーンや青春時代のことが甦ってくるというわけです。そのころの映画音楽はスクリーンミュージックと言って情緒のある名曲が多かったですね。私的にはもっとこのような映画音楽、できればサウンドトラック盤でかけてほしいですね、踊れるかどうか自信はありませんが。

ワルツの曲などでボーカルの入る曲がありますね。ムーンリバーなど有名な歌手が甘い声で情感たっぷりに歌っていて黙って聞いているのはいいですが、いざこれに合わせて踊るとなると大変です。歌手はベースのテンポ通りには歌わず、少し遅らせたり、リズムを変えたりして歌っているわけですが、この微妙なボーカルに合わせて踊る訳にはいきません。バックで流れるテンポに合わせて踊るだけでは「ワン ツー スリー、ワン ツー スリー」のような単調な踊りになってしまいます。従ってボーカルを聞きつつ、その情感をくみ取り、単調なリズムにならぬよう緩急をつけつつ、大筋ではリズムを外さずというように踊っているのですが、果たして私のリズムの取り方が女性に伝わっているのでしょうか?踊った後で「ああ気持ちよかった」と言ってもらえるようなリズムの取り方、踊りをしたいものです。(続く)


押し倒してしまいましたm(_ _)m

パーティで踊っていると、突然「ドスン」という音が聞こえて、振り返ると男女が床に転がっているという風景を見ますよね。たいていは競技選手などダンスの上手な人がクルクル回っているときに何かのはずみで足がもつれて転倒するようです。あんなふうにはなりたくないな、倒れた時には紳士として女性を第一に守らなければならないな、などと考えて転倒した男女の横を踊っています。転倒するのはいつもダンスが上手な人、私はまだ未熟でクルクル回ることもできないから、女性を転倒させることはないだろうな、などと思っていました。

ところが、昨日、公民館のサークルで私は女性を転倒させてしまったのです
フリーの練習でスローフォックストロットの音楽がかかりました。
その女性Nさんは80歳くらいの小柄できゃしゃな体の女性で、私と組みました。
私が左に体を振り、予備歩SQQからフェザーステップSQQと右足を踏み出した時でした、Nさんの足が下がっていないのです!私の体勢は左足で体全体が思いっきり前へ出ています。フェザーステップの右足Sでその全体重と運動量を支えるはずでした。ところがNさんの左足が下がっていないために、私は激しくその女性に体当たりし、踏ん張るべき足の支えもなく、二人もろとも床に倒れこんだのでした。私の右手は相手の左の背中、左手は相手の右手を持っていましたが、とっさに離すこともできず、頭の中では女性を守らなければと思ったのに、そのまま床に転がりました。そして女性は後頭部を床にぶつけてしまったのです。

幸い、Nさんに怪我はありませんでしたが、脳震盪、脳出血などの危険性がありました。
サークルの女性ですからいつも踊っていて、力量などもわかっていて、大きく踏み出しても大丈夫と思ったのですが、甘かった。
また女性もくるぶし位まである長いスカートをはいていたので足が動きにくかったのかもしれません。
男性は転倒したとき、女性を守るために手を離して女性の頭を守るという練習をするべきかもしれません。女性は転がるように倒れ、腰や頭を激しく床にぶつけないよう謂わば柔道の受け身のような倒れ方をするべきなのでしょう。柔道なら毎日受け身の練習をして条件反射で自分の体を守るのですが、社交ダンスは転倒は想定外、あまりにも無防備です。若い人ならとっさに身を守れるでしょうが、高齢者の社交ダンスは転倒も想定して、わが身を守る受け身の練習もすべきと思いますがいかがでしょうか?

私は高齢者、初心者、初めて組む人と競技ダンス的に踊るのが怖くなりました。そのような人に対しては歩幅を狭く、スローよりはブルース、ワルツもスウィングなど考えずにフラットに踊るべきなのかもしれません。そのような人たちが集まるサークルやパーティも怖いと感じる出来事でした

男と女

社交ダンスは男と女が組んで踊るものと、昔から決まっています。
ただ、どうしても男性が少ないので、パーティでは女性同士で踊ってもいいことになっています。
男性同士で踊ることは一般的ではなく、私も見たことがありません。
ところが最近では男性のような女性、女性のような男性が増えてきてタレントにも増えてますね。
今までは男と女という二つの分け方(性)しかなかったのですが、その間にはいろいろな人たちがいるということですね。

一般にLGBTと言われて、L=Lesbienレズ、G=Gayゲイ、B=Bisexualバイセクシャル T=Transgenderトランスジェンダーのことですが、実際はもっと関係が複雑のようです。
このような人たちも当然社交ダンスを楽しむことができるわけで、男性と男性が踊るということも日常的になるかもしれません。
実際、同性同士(Same-Sex)のダンス競技会、ダンスパーティなども開催されているようです。

例えば 伝統あるブラックプールで行われたフェスティバル では同性同士で皆さん楽しく踊っています。

これを見ると男役・女役は現在私たちが踊っているのと変わりがないですが、LBGTの人たちが増え、一般的になるとダンスの踊り方も変わってくるような気がします。

リードの仕方が今までは片方がリードし、他方はフォローしていたのですが、両方が交互にリードしあうとか。

男性同士が踊る場合には優雅さよりは力強さを強調したステップが考案されるとか。

男も女も関係ない中性的な踊りが考えられたりとか。
女役の人が男役の人をリードするダンスが考えられたりとか。あ、これはサークルなどで男性が初心者レベルの場合は上手な女性にリードされていて普通の風景か

今のところ中南信のパーティではLBGTの人たちが踊っている姿を見たことがありませんが、その前に男性と男性、女性と女性が踊ることがタブーでもマナー違反でもないという私たちの共通認識(コンセンサス)が必要になると思います。

ということで性別や国籍、肌の色に関わりなく、皆さんで楽しく社交ダンスを楽しみましょう。
あ、そうだ、年齢にも関わりなくですね。ということで、若い女性の方も私と楽しく踊ってください

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プロフィール

rumbawalk

Author:rumbawalk
諏訪に住む60代のダンス愛好家です。

今年に入って6人の協力者とともに社交ダンスボランティアを始めました。
ダンス技術の習得、その集大成の競技、デモ、トライアルが盛んですが、ダンスボランティアを始めるとダンス技術の習得やリズムに乗る気持ちよさ以前に相手を思いやる心とか、目の前にいる人・人生を理解することの大切さを思い知らされます。

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